2009年07月20日

大河原邦男のメカデザイン ガンダム、ボトムズ、ダグラム

お台場1/1ガンダムを見てきた人も多いんじゃないかという今日この頃、そっちはあえて見ずに(あえて!)八王子にある八王子市夢美術館で開催されている『大河原邦男のメカデザイン ガンダム、ボトムズ、ダグラム』という展覧会を見に行ってきました。

大河原邦夫氏のデザインワークをサンライズのロボットアニメの歴史と共に振り返るという企画展示でして、ロボ好きにはHANAJIが出そうなガンダムやらボトムズやらの有名なあんなこんなイラストをしこたま見られて、かなーり嬉しかったですね。自分的には装甲騎兵ボトムズのスコープドッグ立ち絵イラスト原画が見られただけで充分元は取れた気がします。

その他の目玉展示としては、7mくらいの大きさがある実物大のヒートホーク(ザクが持ってるデカイ斧ですね)が美術館の床にザックリとブッ刺さっていまして、会場のお客から「デケー!」とか笑い声が上がったりして…いや、至極当然の事ですが、7mの斧って相当デカかったです。

大河原氏のデザインは、オモチャ化を前提としているため最初から立体としての完成度が非常に高く、そこに見栄えのするデザイン性が同居しているのが素晴らしい所だと思います。個人的にはボトムズのATデザインが氏の最高峰かなと思っているんですが、現在でもヤッターマン等のメカで今風のラインを取り入れつつデザインワークを現役で行われている辺り、スゴいなぁと尊敬しています。

多少なりとも思い入れのある人は、絶対見に行って損はないと思いますよ!

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2009年07月07日

【小説感想】黄昏の百合の骨(恩田陸著)

恩田陸のキャラクター小説の傾向が出ている一冊でしょうか?
いきなりこの本から読み始めたのですが、説明無く触れられている重要人物とおぼしき名前がチラチラと出てきたので

『あれ、これ連作じゃないか?』

と読んでる途中で気付きましたが、ネットで調べるにやっぱり前作があったようです。
作品時系列としては

『三月は深き紅の淵を』→『麦の海に沈む果実』→『黄昏の百合の骨』

のようなので、その順番で読んだ方がよりこの作品を楽しめたのかもしれません。

とはいえ、この本だけで連続殺人ミステリーとしてはキッチリ完結しているので、キャラは置いておいていきなり『百合の骨』から読んでも充分面白かったとは思います。

それほど恩田作品を数読んでいるわけではないのですが、

死の臭い漂う古い屋敷
女兄弟のドロドロした確執
ちょっと浮き加減の裏設定?

この辺がいかにも恩田陸のミステリーっぽいイメージを感じさせてくれました。

心に闇を抱える主人公の女子高生『理瀬』の放つ””の香りは、関連作も辿ってみようかな?と思わせるくらいには魅力的でした。

黄昏の百合の骨 (講談社文庫)
恩田 陸
講談社
売り上げランキング: 73387
おすすめ度の平均: 4.5
3 面白いだけにもったいない
2 続編なら続編と、分かるようにしてほしかったです
5 いつもながら素晴らしい
5 黒い理瀬がいい
5 これはヤバい

posted by Bomber at 03:11| Comment(0) | TrackBack(0) | その他感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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